ある日、英語の時間に教科書を持参しておりませんでした。当時(中学2年生の時)時間割が前日の午後に知らされておりました。
帰宅時間の列車は延岡駅を出発する時に発する汽笛を聞いて、学校をすぐ出発して駆け足で南延岡駅まで走ると、どうにかその列車に乗車できて帰宅することができました。少しでもぐずぐずすると列車に間に合わず、次の列車に乗ることになり、駅で2~3時間待つことになりますので、午後の時間は大変気を使っておりました。それで、いつもの通り時間割の出るのを待っておりましたが、その日の時間割が出るのが遅れて、延岡駅を発車の汽笛を聞いて時間割を見ないまま駅に向かって走りました。どうにか汽車には乗れましたが、翌日の英語の授業があることを知らず、英語の教科書を持参しておりませんでした。早速、罰で2月の一番冷たい日にパンツ一枚の裸でグラウンドをひとりで1時間走ることになりました。グラウンドにはその日、5cmくらいのシモバシラが立っており、おまけに延岡特有の北風(俗に高千穂おろし)が強く吹いておる最悪の日でしたから走れば走るほど寒くなり、走りながら自分が情けなくなりました。そのうちに手も足も寒さのために感覚がなくなり、無意識になりそうになることも一時ありましたが、頑張って走り続け、グラウンドを回りながら考えることは、今にみておれ、勉強で先生を追い越して見せるから!そのことだけを考えて走り続けました。一時間が終わって教室に戻ったときは本当に生き返ったと思いました。後日、例の先生に会ったとき先生に向かって「今に見ておいてください。先生をきっと抜いて仕返しをしますから。」すると先生は「それを言うなよ。」と言われましたので、私は「絶対忘れません。」と言い返しました。それ以来、その先生は私たちの授業には来られませんでした。後日、私たちの飲み会に一回来られましたが私の顔を見て、帰られましたので、罰が悪かったのでしょう。その後もその先生だけは会うことはありません。
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