分娩料の改定について

分娩料の改定について

 現在電気料金を含め、おむつや分娩に使用するいろいろな資材、器具、食材に至るまで価格が高騰しております。またコロナ、少子化に伴い分娩数の急激な減少もあり、分娩取り扱いの施設では赤字経営となっています。皆さんの分娩の安全を24時間365日確保するためには、夜間も複数のスタッフを確保する必要があります。今の分娩費用では安全な分娩体制を維持していくことができません。通常の医療費は保険が適応され、保険に関しては日本全国どこでも一律です。ただ出産費用に関しては都会では地域によって差があっても当然と考えられ、都会では60万円70万円と高騰しておりますが、都会と同様の高い費用をお願いすることができません。今回4月より分娩料金を値上げさせていただくことを決定いたしました。値上げに関しましては、出産される妊婦さんの負担や地域の実情を考えると、出産育児一時金の増額にあわせてこの時期にしか値上げを決断することができないのが現状なのです。苦渋の決断ではありますが、どうぞご理解いただけますようよろしくお願いいたします。

上記により、正常分娩( 6日間入院)の場合で、485,000円~
帝王切開(11日間入院)の場合で、520,000円~となります。

院長

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